垂木の祇園祭

 言い伝えによると、雨櫻神社の社殿が焼失した際に、六所神社へ神様がお遷りされ、社殿再建後に戻られました。この由来から、神様が六所神社に合祭されたお礼として、1年に1度の神輿渡御が始まったとされている。

 また往古より垂木郷の深山渓谷に怪獣(大獅子)が住み、ある初夏の小麦の刈入れ時、垂木の里にある中村家に現れ、小麦俵を食い荒らしたとされる。村人大いに困り果て、六所神社の神主の占いににて郷内より7騎の武者を集い、獅子平にて怪獣(大獅子)を倒し、村人を救った。

 1年に1度の神輿渡御と、怪獣退治の故実がいつしか一緒になり、小麦が収穫できる初夏「垂木の祇園祭」が行われるようになったと伝わる。御渡りされた雨櫻神社の御神輿は六所神社に同じく祀られ、8日7晩の間、郷内の五穀豊穣と氏子崇敬者の無病息災を祈る日供祭が毎日斎行される。お戻りになる前日の夜には、中村家にて小麦俵を食い破る様子を再現した「御獅楽」と呼ばれる獅子舞が行われる。お戻り当日には、怪獣退治の子孫達がこの故実に因み、御神輿が雨櫻神社へ戻られる途中もある馬場の原にて流鏑馬が毎年行われてきた。戦後一時途絶えていましたが、現在は数年間隔を持って伝統を受け継いで行うようになった。

 この祇園祭は昔より有名で「垂木の流鏑馬」や「垂木の馬飛び」とも称され、小国神社の正遷座祭の折にも行列を組み入祭した。その盛況さは遠近より多くの参拝者が詰め掛け、掛川藩より警固の武士が派遣される程であったと伝えられている

 

 

祇園祭日程

7月1日       月次祭・清祓(雨櫻神社)

 

1日目 午後2時   神輿渡御 (雨櫻神社→馬場の原→六所神社)

2日目 正午      日供祭 (六所神社)

3日目 正午      日供祭 (六所神社)

4日目 正午      日供祭 (六所神社)

5日目 正午      日供祭 (六所神社)  化粧日

6日目 正午      日供祭 (六所神社)

7日目 正午      日供祭 (六所神社)

     午後7時   御獅楽式 (六所神社・中村家)

8日目 午後2時   神輿還御 (六所神社→馬場の原→雨櫻神社)

             流鏑馬神事 (馬場の原)

 

※流鏑馬神事のみ数年毎の開催となります

祇園祭について.pdf
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御奉賛のお願い.pdf
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祇園祭風景